大学生 2020 7 5

2020年6月30日の「FRIDAY DIGITAL」には、このような記事がありました。

早慶などの有名私大が「いまでも全面解除できない」理由

「せっかく第一志望校に入学したのに、ほとんど大学には行っていません。
授業はオンラインで行われ、外出する必要がないですから。
家にこもりきりで、友達は一人もできません。
東京にいる意味がないので、大学が全面再開するまで実家のある九州に帰ろうと思います」

 今年、早稲田大学政治経済学部に入学したAさんが語る。
4月の入学シーズンから約3ヵ月。
 早稲田や慶応、明治など多くの有名私立大学は、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
構内への立ち入り制限などを継続している。
 入学式は中止もしくはリモートで実施。
授業の大半はオンラインで行われ、
Aさんのように友達ができず、引きこもりがちな新入生も多いという。
 同じ教育現場でも、小中高を再開させた自治体は多い。
入構制限などの全面解除に二の足を踏む大学との違いは、どこにあるのだろうか。
 大学ジャーナリストの石渡嶺司氏が語る。
「大学は、大勢の学生が構内に集まる機会が多い。
クラスターが発生する可能性は高いと言えます。
東京や大阪など都市圏の大規模大学は、特に危険です。
地方出身者も多く、感染者が出れば帰省した際に全国へ拡大することも考えられるでしょう」
「トラウマになった二大学の事件」
 有名大学が全面解除に踏み切らない理由は、コロナ感染拡大防止だけではない。
バッシングを受けた二つの大学の事例が影を落とし、トラウマになっているという。
 石渡氏が続ける。
「郡山女子大学(福島県郡山市)と京都産業大学(京都府京都市)のケースです。
郡山女子大学では、70代の女性教授が2月にエジプトへのツアー旅行に大学に無断で参加。
帰国後、コロナに感染したことが発覚し、世間から非難されました。
 京都産業大学の件は、さらにバッシングがひどかった。
キッカケは、4年生たちが3月に行ったヨーロッパ旅行でした。
帰国後に出席した卒業祝賀会でクラスターが発生し、70人以上が感染したんです」
「大学の印象が悪くなれば、翌年の志願者動向、
さらには在校生の就職活動にも影響を及ぼします。
『自分の大学からは絶対にクラスターを出したくない』
『安全性が確実に保証されるまでは全面解除に踏み切れない』というのが各校の本音でしょう」
(引用、以上)
 おそらく、大規模大学は、経営改善のために、
数多くの学生を入学させた結果、全員が授業に出席すると、
教室が過密になってしまうと思われます。
 しかしながら、18歳や19歳の学生に、「Web授業」は過酷でしょう。
会社員でも、慣れない「テレワーク」でストレスになってしまった人がいると聞きます。
おそらく、「テレワーク」がうまくいく人は、自分の仕事が確立している人でしょう。
 まだまだ18歳や19歳では、
教授や助教授が「親代わり」になって面倒を見る必要があるでしょう。
 このままでは、友達もできないうえに「引きこもり」となってしまうでしょう。
18歳や19歳という年齢は、まだまだ友達との交流を求める年齢です。
友達との交流を通じて、自己を確立していく時期です。
大学は、早期に再開すべきです。
 私は大学時代、友達から学ぶことも多かったです。
年を取った今でも、大学時代の友達との交流があります。
友達と大声で校歌を歌ったことが今でも楽しい思い出です。


























































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